脱プラについて考える③ ~リサイクルからリデュースへ~
プラスチックの発生をできるだけ抑制する社会に変えていく「脱プラスチック」について、これまで2回にわたって基本的な考え方や海外の動向について解説してきました。日本でも「プラスチック資源循環戦略」が策定され、基本原則を「3R+Renewable(再生可能資源への代替)」として具体的な取り組みを進めています。循環型社会の実現を目指すキーワードである「3R」は日本でも進められていますが、近年ではよく知られた「リサイクル」よりも「リデュース」が重要視され始めています。そこで今回は、日本の「3R」の取り組みの現状や課題について解説します。